このコーナーでは店内で流しているオススメの音楽を紹介しています
今月のヘヴィローテーション
KEN ISHII / SLEEPING MADNESS
店主のスタンドの名前の元になっているアルバム(なんじゃそりゃ)
よく見たら99年のリリース、もう10年も前ってことですね...
でも去年までは石井さんの若さあんまり変わんなかった気がするけど。
昔の方が音に清涼感があったというか独特の浮遊感があったと思う、
まぁアルバムやイベントや時期ごとにコンセプトを変えているようなので、
またこの頃のいかにもケンイシイ!って感じに戻って来ないかなー
なんて期待をしつつ...今回も夜間部限定で。


2009.08
過去のヘヴィローテーション
DJ TASAKA / GO DJ
店主が毎年楽しみにしているWIREでもお馴染みの
DJ TASAKAが新譜を出したということで、
あえて前作のGO DJ(2005年)をへそ曲がり的にかけてみる。
14曲目から後半あたりが夜に聴くには最高じゃないの?
ということで夜間部限定で流してますが、
ナントカカントカミトナットー(納豆...)だとか
スピーカーカラタイフーン!だとか所々凄いので喫茶店にはキビシいと思います。
アッパーなフロア向けの1枚。後半はキラキラしてていいですよ...

2009.07
Marc Hellner / Marriages
とうとう梅雨の季節になっちまいました、ガッデム!
スタッフの子が、どうせならうんと湿っぽいのが聴きたいというので
ジャケからして曇りのち雨っぽい、マーク・ヘルナーの2005年の
ソロデビューアルバムを引っ張りだしてきました。
PulseprogrammingやL'altraのメンバーの人、
ということで成る程メランコリックであります。
とても奇麗なメロディーと切ない歌声(マーク本人かな)が梅雨空にピッタリ...なのか?
いいスピーカーで聴かないとただの憂鬱な雑音になてしまいそうなので注意です。

5曲目のNonsense And Happinessが、暗い中にも彩りを添えてる感じで素敵です。
アルバム全体がすごく良い音なので、くれぐれも良い環境で流してくださいねー

2009.06
PLAID / HEAVEN'S DOOR
2006年に『鉄コン筋クリート』のサウンドを担当したプラッドが
同じ監督と再び組んだ、映画『へヴンズ・ドア』のサウンドトラック
(2008年)

穏やかで丁寧に作り込まれた音で、サントラとは思えない完成度の高さで
アーティストとしての1枚のアルバムと思って聴いても素敵です。
まぁ映画自体を観に行ってないので、その点については何もコメントできないのですが。

コンクリの店内によく合う、弾かれたような音...錯覚を起こしそうな不思議な曲...
微音でBGMに使うのもアリだと思いますよ。

2009.05
URU / 無世
(ウル) の (ンナユ) という奇妙な名前のCD。
確かWIREの琉球ディスコのライブの時に歌ってた娘だと思うんだけど、
琉球民謡協会コンクールにて最高賞を受賞したという
素敵な歌声の仲村奈月ちゃんが参加するユニットによる
2005年リリースの1枚。
清々しく爽やかな沖縄の空気感はしっかり出ていて、
決して伝統音楽をチャラく手直ししたような
いい加減な音楽ではないです。

電子音も違和感無くそこにある感じで聴きやすくて、
一寸喫茶店には派手かもしれないけど
小音量なら丁度いいんじゃないでしょーか。
男性ヴォーカルもいい声です。

2009.04
no.9 / Good morning
2007年のCDなのでこの後にもリリースされてるんですが、
喫茶店で流すにはこちらの方が
いいだろうということで選びました。
これから段々とあたたかくなっていく、
楽しみな季節にピッタリの元気の出る1枚です。
是非ともお日様の光がいっぱいの時に聴いて欲しいです。

アコースティックで幸せそうなピアノの音に、
何故だかもうホント光を感じます。
ずっと聴いてるとちょっと疲れちゃうんですけどね...
前半は特に最高ですよ*

2009.03
KITARO & KEIKO / SPIRITUAL GARDEN
シルクロードのテーマ曲で有名な喜多郎氏が、
舞踊音楽家のKeiko氏と共に作り上げた魅惑のCD(2006年)
いつもの喜多郎氏の特徴あるシンセサウンドとは
ちょっと変わった感じがするのですが、
すごく和の雰囲気があって聴いてて神妙な気分になりそうです。
音の広がりや情景観が、ドビュッシーの音楽に近い印象をうけました。
とても静かで穏やかな音ですが、後半にはやはり
ドラマチックな展開も用意されているので満足できると思います。
夜のドライブにもいいですよ。

2009.02
DILL / WYHIWYG
日本人、イノウエユウジ氏によるソロユニット[ディル]の
1stアルバム[ウィヒウィグ] (2003年リリース)
ジャケからして怪しいCDで、一目惚れしました。
マシュウ・ハーバード氏の作る音楽のような、
食事における呪術的な感覚を連想させます。

生々しくて繊細な美しさに、薬にもなる毒を加えたような...
例えるなら蜜蜂というか。
うーん、きっとこれは魔女の音楽なのだと思います。
荒々しい音も入ってはいるのですが、
そこまで不快なレベルではないので、
喫茶店で流すのもアリでしょう。

2009.01
VOOM VOOM / PENG PENG
1年の締めは、人を小馬鹿にしたようなタイトルの
ヴーンヴーン/ペンペンで。
大物の3人のアーティストが意気投合して
結成したグループらしいのだけど、
何でもジャケ買いするここの店主は
あんまりそういうの詳しくないのですいません。(2006年発売)

ジャズとかテクノとか
色んな音をごっちゃにした様な面白いサウンドで、
本人達が楽しんで作っているのがとても伝わってきます。
アタマ3曲のワクワクするような独特のリズムで始まり、
最後のキラキラした希望にあふれる曲まで、
大満足の1枚です。

2008.12
Satoshi Fumi / Sweet Sensation
久々に新譜を紹介しようということで、
日本人アーティスト サトシ・フミのアルバムを、
夕方から夜にかけての店内演奏に使っています。

夏の間遊んだあの夜の思い出を再び運んできてくれるような
20代後半向け(?)の音です。
(3曲目がとても良いんだけど、
何だかクリスチャン・スミスのCDとそっくりなのは気のせいか?)
日本人特有の繊細さを持ちながら、
きちんと盛り上がる場面がつくってあるのは、
海外での活躍が確かだからでしょうかね。
車ん中で聴いても良さそうです。

2008.11
Kofta / Balmacaan
よく知りませんが、
DJ新井俊也とPINE amのタカシツグミのユニットだそうです。
Kofta(コフタ)のバルマカーンというネーミングと、
うっとりするほど可愛いジャケにそそられて買ったもの。
2004年。

ポップで可愛い女性ボーカルはちょっとズル賢い雰囲気で、
ユーミンの中央フリーウェイがまた本当にチャラくて頭にきましたが、
心地良さも併せ持った不思議な世界観です。
夜に聴くのが◎、
ミニアルバムなので1700yenとリーズナブルなのも良いです。

2008.10
羽毛田 丈史 / PRESENTS II
たまには雰囲気の違うのでも流そう、ということで選んだ1枚。
リラクゼーションCDのfeel〜シリーズでもお馴染みの
羽毛田丈史(はけた たけふみ)氏の2枚目のアルバム(2006年)。
NHKの番組テーマ曲等で
聴いたことのある曲が色々入ってます。

ただしかし、
あまりBGMとして流すにはオススメできなかったです...
結構1曲1曲が主張するのと、
全体のまとまりが喫茶店向きではないので。
[気候大異変]のテーマソングは胸に沁みて最高です*

2008.09
Buahima / Chit-tak!
(paperback sound 001 - for Bedroom Traveller's CD+BOOK)
何とも説明しがたい1枚ですが、
タイのアーティストによるブックレットとセットのコンセプトCDで、
物語にそってサントラが流れる
というような作りになっています。

旅をしているような空気感があって、
現代的な音なのでタイの民族音楽とは随分違うのだけど
確かにタイっぽさは楽しめます。
POPで穏やかな不思議なCDで喫茶店で流しても面白いと思います。

2008.08
GONNO / My Existence
大好きな季節がやってきたので、夜を楽しむ為に選んだ1枚。
(毎回ちょっと古くてゴメン、
しかもコレAmazonで買えないしね...orz)
WC(トイレ)RECORDINGという
日本のレーベルから2005年に出たCD。

DJ GONNOによるオリジナル楽曲のCDが
ノンストップで23曲入っていて、
流れるように宇宙や深海のような世界に引き込まれます。
静かな夜に聴いて気分を高めるのにピッタリ、
もちろん深夜喫茶にもオススメ!
鮪狼は絵を描く時に聴いたりしてます。

2008.07
susumu yokota / symbol
クラシックを現代風に解釈した曲は
安っぽくて好きではないのですが、
これだったら昔の偉大な音楽家の方々も
きっと怒らないと思う1枚。

計算しつくされての結果なのか、
ススム氏の感覚が過去の大御所に近いのか、
違和感なく聴けるし、むしろこっちが正しいんじゃないか
とすら思えてくる2004年の怪作。
多くの人が官能的とか魂が宿っていると
絶賛しているのもうなずけます。
喫茶店用にも充分イケると思う。

2008.06
MEDESKI MARTIN+WOOD /
END OF THE WORLD PARTY (just in case)
スタッフの子が、今月はジャズがいい!
と言ったので無理矢理コレにしました。
レビューではハズレ盤と書いてる人が多い印象でしたが、
これはこれで飄々としてていいかもしれません。

喫茶店で流すにしては少々ダークなんだけども。
2004年にBLUE NOTEから出したもので、
ジョン・キング(ビースティボーイズのプロデューサー)を招いて制作した、
現代社会を表現したように邪悪で陰鬱な(?)モダンジャズ。

2008.05
和泉希洋志 / ORANGE SUNSHINE
先月の店内演奏(コンピCD)に1曲参加している
和泉希洋志氏の曲をもっと聴きたいという
希望にお応えして、今月は廃盤になっている
こちらのファーストアルバムをかけてます。
(折角アフィリエイトしてるのにねぇ...)

2000年リリースなので相当古い気がしますが
音自体には全くそういった感じはありません。
いつまでも素晴らしい芸術作品だと思います。

2008.04
V.A. / aquarium
当店で流しているCDでは初のコンピレーション。
2004年のリリースで、
和泉希洋志や鈴木光人(Overrocket)等が
曲を提供している割に凄く簡素な1枚。

全部で7曲しか入っていないので
店で流すには少し短いのが難点だけど
これから暖くなっていく3月を
爽やかに表現しようと選んでみました。

最後を締める(KUROMITSU / NIGHT FISH)が特に素敵。

2008.03
kettel / my dogan
近頃はシャープの携帯のCMでも楽曲が使用されて
注目(?)を集めつつあるkettel(ケトル)のCDの中でも
特に評価の高いらしい1枚。
他のアルバムの曲に比べて、少し派手でテンポが早く
音響系に馴染みの無い人でも楽しめると思います。

ただ、喫茶店で流すには少々不向きに思うので
夜間部の明け方限定でかけさせていただいてます。

ジャケットのアートワークそのままに
秘密の(毒)花園的な作品です。

2008.02
Kyo Ichinose / lontano
公共の建物等で何気なく耳にする環境音楽や
CM音楽などを手掛けている、
現代音楽家で音のスペシャリストの一ノ瀬響氏が、
2004年に発表した2ndアルバム。

現代音楽などと分類されると
途端に難解なイメージが浮かびますが、
爽やかで心地良い曲ばかりなので安心です。
Lontanoとは、イタリア語で[遠く]の意味だそうだけど、
遠くかすかに聴こえてくるそれは、単なる音ではなく
これまた喫茶店等で流すにも向いた静かな調べなのです。

個人的にはビルの屋上に寝転がって聴くのがオススメ。

2008.01
Norken / Our memories of winter
オーナーが大好きなLee Norris氏の別名義
NORKEN(ノーケン、ノルケン)、2005年の名盤!
この人の音はどれを聴いても素晴らしいです。
中でもこの1枚は申し分無い仕上がりでオススメ。

夜の高速道路で聴いても素敵だし、
ちょっと無機質な部屋の空間音楽としても使えます、
不快に感じる人はいないハズ。
しかも、爆音で聴けば最高に踊れるかもしれない...

2007.12
Plumbline / Pin Points
METAMATICS(NORKEN)と同じレーベル
Hydrogen Dukeboxから、
ニューヨーク在住のWill Thomas(Plumbline)が
2004年に発表した世にも美しい2ndアルバム。
ニューヨークの建物や街並にインスピレーションを得た曲達は、
無機質だけれど角が無くてとても涼しげで、
穏やかに流れているしっかりしたメロディーには
[営み]という言葉が相応しい気がします。

数曲に入っている女性ボーカルは目をつぶって聴きたくなる。
明るくて窓の多いコンクリ打ちっ放しの喫茶店に良く似合うハズ。

2007.11
Jin Hiyama / formally yours
さて、今月は何を流そう...と悩んでいたら、
ふと思いだされて掘り出してきたCD。
何年も前にジャケ買いしたもので、
アーティストの詳細も何も知らず、
ただ空中に浮いているような、
空間が見えるような、
素敵な音の世界が忘れらえなかったのですが、
[映像の見える音楽]をテーマに音楽を作り続けながら
独特の色彩の美しい水彩画も描いている
九州出身の方なのだそうです。
新しい作品もいくつか出ているようなので、
これは絶対に買おうと思ったのでした。

2007.10
Kenkou / Everlasting Dreams
音楽を聴く時に、このアーティストさんはこれこれこういう人だ、
というのは気にしない様にしていますが、
色彩豊かなサウンドで有名なCalmの弟さんのCDで、
2004年に発表されたもの。
浅い夜の海の底にいるような、
落ち着いた雰囲気が味わえる作品で、
クールなんだけど温みがあって優しい音だから
喫茶店にも大変オススメです。

ジャケットはビジュアル系バンドの様にも見えますが、
すごく内容を現している気がします。

2007.09
Isan / Clockwork Menagerie
イギリス在住の二人組ISAN(アイサン)による
2006〜2008年の間にリリースした、
過去のお蔵入り系シングルを集めた1枚。(2004年)
ジャケの動物イラストがかわいいです。

あまり癒し系の電子音という感じではありませんが
静かでちょっと怪しい雰囲気なので夜間限定で流しています。
(10曲、11曲目は耳にこびりつくのでカットしました)
ちょっと宇宙船に乗っているような感じを味わえます。

2007.08
takashi wada / meguro
PHANTAオススメの音楽シリーズの記念すべき第一作は
東京都出身で現在は(パリ?)に在住、CDのリリースを
ドイツで続けている若手アーティストの和田崇志氏が
2004年に21歳で発表したアルバム。
オーナーの鮪狼の1ヶ下...と思うとなんだか凹みますね。

聴けば聴くほど味の出るスルメ音楽的な好盤。
心地良い音が日本でも注目されているようです。
喫茶店で流すのに最適ではないでしょうか。

2007.07